\ お見積り・お申し込みはこちらから /
ハラスメント相談窓口担当者のスキルアップ
先日、ある企業様で「ハラスメント相談窓口担当者研修」を担当させていただきました。
その企業様では、ハラスメント相談件数は少ないとのことでした。
令和5年度厚生労働省の「職場のハラスメントに関する実態調査」によると、ハラスメントを
受けた後に相談窓口へ相談した労働者は、パワハラで4.5%、セクハラでは2.8%にとどまっています。
つまり、「相談窓口はあるが、実際の相談は無いか、あっても件数は少ない。」という企業様が
多いのではないでしょうか。
相談が少ないということは、社内でハラスメントが発生していない可能性もあり、良いことでは
ありますが、一方で、担当者が対応経験を積む機会が少なく、いざ複雑な事案発生、という時には
迷いや不安を感じやすいという側面もあると思います。
私は長年対応をしてきましたが、ハラスメント事案は一つとして同じものはなく、ルーチン化が
難しい業務だと思います。
今回研修を行った企業様は、数年前から毎年ハラスメント対応研修を継続的に実施されており、
相談対応力を着実に高めていらっしゃいます。このように継続的な担当者研修は、いざというときに
落ち着いて対応できる力を養う上で非常に有効です。
貴社におかれましても、ハラスメント防止と相談対応力の強化のために、「ハラスメント相談窓口担当者研修」を実施してみてはいかがでしょうか。
お問い合わせフォームより、お気軽にご連絡ください。